切迫早産で緊急入院後久々に社会復帰したヲタクのブログ

主に切迫早産レポ(?)を書きたい。気まぐれ更新。

切迫早産の入院は本当に突然に

後々に主治医に確認したところ、妊娠中期にお腹が痛むことは軽くでもないと言われたので、不安な方は絶対病院行きましょう。何もないならOKなのです。

私の場合、妊娠初期から軽く生理痛未満?みたいは痛みがあって、それが通常の検診日の前日ちょっとあったんですよね。まあそんなもんかなぁと思ってたんです。

検診の日は土曜日でした。フルタイムで働いていたので、土曜検診できる産婦人科に通ってまして、3週に1回くらいの割合の頃でしたっけ?(記憶が曖昧)主人に車で連れてきてもらい、自分だけ中に入り、久々の内診でした。いつも通り終わるだろうし、帰りはアカホン行ってみようなんて考えてたり。何なら次の日ミュージカル刀剣乱舞も観に行く予定にしていたのです。今考えるとやっぱり若干悔しいチケット笑

産婦人科の先生に、ちょっと子宮が下におりてきていると指摘されました。個人病院だったので、本当に大丈夫かどうか判断つかないから大きい病院に行ってほしい。土曜だから午前中しか受け付けていないかもしれないけど、病院に連絡して紹介状書くから早くそっちに行くようにと。

こう見えても割と健康に生きてきた私としては、本当に初めての経験で(そうあってたまるか)、どうなってしまうのかと震えた記憶があります。とりあえず主人に連れていってもらって、実家の母にも一応連絡して……自分の命が危険にさらされた経験がないのでこういった言い方はおかしいのかもしれませんが、自分の抱えている別の命に対する責任がどっと押し寄せてきて、いい歳してべそべそと車の中で泣いていました。いや、泣いていいんですよ!皆、つらい時は泣いていいから!

病院に着いて、血液検査はしたけれど、土日なので結果は月曜にしか分からなくて(これがまた後にあたふたする羽目になるという)、やはり子宮頸管が短くなっているという診断を受けました。2cmをきったら入院らしいんですが、私の場合9mmだったので全くお話になりませんね。問答無用で入院、絶対安静の日々が始まりました。今まで普通に歩いてて、自分に力もあるのに車椅子で移動することに。この違和感、多分同じように入院した人にしか分からない気がしますが、身体はいたって元気なんですよね。なのに車椅子での移動はすごい違和感と同時に、最初は「それだけ大変なことになってるんだ」と震えました。

 

早速点滴治療が始まるのですが、悲しいかな、私の血管は細くて蛇行してたのです……最初からうつ場所が見つからなくて、そこの病院は若い看護師さんが多かったのもあって、なかなか良い血管に刺さらない笑 私の屍をこえて、うつ場所分かるようになってね……みたいな心境です。後に転院することになるのですが、マジでうつ場所ないっぽい(でもベテランの人は比較的刺し方上手い)です。でもこれが3ヶ月近く続くことになるとは……

でも最初はつらくなかったんですよね、点滴でも。多分自分の病気泣いてたと思うんですが、お腹の子を守る為なら別に点滴くらいって思ってましたし、後につらいなと思ってもやめてくれとは思わなかったです。厳密には先生から言われてないから必要ならしてても耐える、が正しいのですが。

 

でも母だから耐えられるわけではないんですよ。母なら全員耐えられるわけじゃない。ただ私は自分が抱えている生命に対して、自分には責任を負えなかっただけです。諦めて、失ってしまう勇気なんか1つもなかっただけ。母性があって耐えたわけじゃない。1人の人間として、ただただ自分が抱える生命を、自分のせいで壊すのが恐ろしかったのです。

 

でも耐えられないのが悪いわけではないし、程度は知りませんが、もう無理なので外して下さいって言って退院したけどすぐに出てこなかったと言われてる方もいたので、どういう決断を母体がするにしても気にしないで下さい。無理なものは無理なのです。私も最終的には正期産だし、テープがいよいよ痒いのでどうにかしてほしいって言って外しました(そして産まれたのがこの子ってわけ)

 

とにかく詳しい診察は月曜日って言われ、その旨を会社に連絡したり、実母に連絡したりしてました。もしかしたら子宮口も長くなってるかも?そしたら入院そんなに長引かないかなとかポジティブに考えてたり。

 

まあ幻想だったんですけどね( ◜ᴗ◝) 当時の自分にはやっぱり言えないけど、君3ヶ月入院することになるよ……